受講に関するポリシー


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1)出席
授業全回数の3分の1を欠席すると成績をつけることができません。健康上の問題や家庭における問題などの理由で、出席したくても欠席をしなければならないという事態が発生することも考えられますから、元気な時は出席をして、非常時に備えておいてください。また、欠席した授業で配布物があり、次の授業でそれについて議論をしたり、作業をしたりすると、せっかく出席しているのに、授業に積極的に参加できないということになります。欠席することは極力避け、どうしても欠席しなければならない場合には、受講している友人に連絡をとり、配布物を確保してもらい、それを次の授業前に受け取るような手筈を整えることを薦めます。

2)遅刻
遅刻は極力しないようにしてください。電車などの遅れや体調不良などの理由は個々のケースとしては考慮しますが、連続したり、頻繁であったりすると、それを防ぐための努力を怠っていると解釈をせざるを得ません。遅刻をしても出席する方が欠席よりは望ましいことは言うまでもありません。遅刻をした場合は、授業終了後に遅刻連絡票を提出するなどして、私が出欠表に出席を記入したことを確認してください。提出物を提出したから私が出席を認識したと判断するのは誤りです。提出物の確認と出欠の確認は別の作業です。前者は提出した授業後、次回授業の前に行い、後者は授業当日に行います。提出物を見てそれがその当日の出欠と一致しているかというような作業はしません。

3)授業中の発言、会話、私語
授業中は極力英語を話すように努力をしてください。それが授業の内容と関係のないような発言(例えば、配布物が足りない、○○さんは今日は病気で欠席する、英語で答えるのか、というような発言や質問)であっても、英語で行うように努力してみてください。私語は基本的に慎んでいただくことが望ましいわけですが、どうしてもという場合には英語でどうぞ。日本語の過度の使用が授業に差し障るとの判断に達した場合、罰則カードを渡します。初回は黄色、2回目はオレンジ色、3回目は赤いカードです。3回目の赤いカードを渡されると、学期末の評価の100点満点から3点が引かれます。

4)剽窃
英語で書いたものを提出する際に、他者が書いたものを自分が書いたものとして提出することは剽窃になります。私の授業において、英語で書くという作業を行うときにその文章が完璧なものであることは期待していません。正しい文法を使用したり、適した用語を使用したりするために努力をすることは当然期待しますが、そのために他者の文章を使うという行為は本来の学習の目的に鑑みて本末転倒であることは言うまでもありません。2年生Themeの授業における論文執筆の際は、当然ながら、他者の出版物に言及することがあります。その場合は、本文中に引用であることを明確に記し、参考文献に引用先を明示してください。どうしても直接引用("...")をしなければならないような状況(文中の表現が極めて重要である場合など)は別ですが、原則的に間接引用をすることを薦めます。

5)提出物
提出物の締め切りは守ってください。どうしても遅れてしまった場合にはメールで私に連絡をとり、添付で送ることが可能かどうか確認してから送ってください。あるいは次の授業で提出するように心がけてください。それでもダメな場合は次の授業で...、それでもダメな場合は...と書くと、要するに締め切りは守らなくていいという誤解を招くかもしれませんが、提出の遅れは配点の際に考慮します。それでも出さないで0点をとるよりは出した方がいいということです。Better late than never!

6)発表や短いスピーチ
授業中に英語で発表や短いスピーチをしたり、議論の中で発言を求められたりする場合に準備した文章を読まないようにしてください。話す内容の順番などをインデックスカードなどに簡単に記しておいたものを見ることは構いませんが、英語の産出の訓練という観点からは、文を読むことの意味はほとんど皆無と言っていいでしょう。




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Last Revised 2010/04/07